備後家庭医のきまぐれ日記 ~ふりかえり備忘録~

備後地区家庭医のログ、ふりかえりを兼ねた日記です。きまぐれに更新しますのでのんびり見守ってくださるとうれしいです。

はじめて指導医にさせてもらった日。

先日ある病院へお邪魔させていただいた。目的は後輩がお世話になっているので、そのお礼とご挨拶。
お昼に到着し、指導医の先生が、後輩の先生やそこの専攻医、研修医の指導、教育に関わっておられるところを拝見させていただいたり、院内を紹介していただいたり、診察に同行させていただいたり。

教育体制にも感動し、それを運営しておられるマインドにも感動し、楽しい一日だったのですが、一番は夜の時間でした。

先生方とおいしいごはんをいただきながらざっくばらんにお話をさせていただく中で、指導医としての悩みなど相談させていただいたり、これからやっていきたいと思っていることを話していただいたり…。


そこで帰り際に後輩の先生から放たれた一言に私は胸が熱くなりました。
「先生、来てくださってありがとうございました。思っている以上に嬉しくて、顔をみてほっとしました」といわれて、もしかしたら本人にとってはなんてことない社交辞令だったのかもしれないけれど、すごくうれしかったのです。

今まで教育的なことは私なりにもしていたつもりですが、この瞬間初めて指導医になれた気がして、熱くなりました。
これからも、もっと頑張ろうというエネルギーをもらった気がします。

今回対応してくださった先生方、夜の時間を共にしてくれた同志(と思っている)先生、そして後輩の先生、貴重な時間をありがとうございました!

読書記録 「境界線を曖昧にする ケアとコミュニティの関係を耕す」

読書記録

 

久しぶりに読書記録を書きます。

個人的なことも医療界のもやもやして目をそむけたくなることも赤裸々に本当に飾らず敷き詰められている一冊。自分の恥ずかしいところ(私から見たら勲章みたいに見えるが)をこんなふうに見せられるのは強さだと思う。

 

うまくいったことやそのコツみたいなものを書く本はたくさんあるし、むしろそういう本のほうが多いと思う。

うまくいかなかったことというのは宝物。個人の価値観にも大きく影響すると思っている。そんな宝石が惜しげもなく詰まっているのがこの本の特徴の一つだろう。

もちろんうまくいった過程に関しても振り返りながら細かく丁寧に記されている。

糟谷さんやシンクハピネス、周りがどうやって形作られたのか、彩られているのかがじんわり伝わってくる。

 

全体的な話はここまでで、個人的に気に入ったところとか、メモしておこうと思います。

個人的には「つながり」という言葉がどんどん拡大して一人歩きしているように感じていた、そんなもやもやを言葉にしてくれて本当にありがとうございます、という気持ちです。私自身つながりは大好きで(それは私が周りの人に恵まれて生きてきたからだと思うけれど)、誰かをつなげたいと思ったりするのだけれど、押し売りはしたくないと思うのです。そんな、好きなのに、つながり万歳みたいな空気も気持ち悪い、というちょっと矛盾した私の気持ちを代弁してくれたような気分です。

私の家族の話とも少しだけリンクすることもあり、ぎゅっとなるところもあるけど、明日からまた頑張ろうと思える本でした。たゆたう営みができたらな。

 

最後にお気に入りの文を紹介

あと、118ページのとこ↓

『家』でもあるんだけど、ちょっと開かれている。私の場所でもあり、みんなの場所でもある。いっしょに『楽しい』や『悲しい』を共有するだけじゃなく、楽しいときや悲しいときに応援してもらうだけでもなく、ちょっと我慢できたり、ちょっと話を聞いてあげられたり、主語が自分だけじゃないイメージ。自分が許容してもらう場所であるのと同じくらい、自分が誰かを許容することが大事

 

セカンドリビングの意味と書いてあったけど、私もそんな場所を空間を関係性を作りたいなと思いました。

 

また、128ページ↓

フラットスタンドが僕らの手を離れ、それぞれ勝手に意味づけをして楽しんでくれるようになることだった。

 

まさに。まちのみんなが勝手に楽しんで、意味づけして、そのあたたかさがじんわり周りに広がっていくような世界に場所に空間にしたいなあ。

 

そして、「しあわせのパン」の映画、見てみました。いろんな人のいろんな物語があって、そして夫妻の物語と交差して、また歩き出す、そんな映画でした。無理やり何かの形を変えようとするのではなく、ただそばにいることや少しだけ手を添えたりすること、それができるといいな。

あー、パン食べたいな笑

法人立ち上げの記録

2025年7月24日に一般社団法人を立ち上げました。

準備が急だったためドタバタしたのですが、この件でどんな流れだったか、備忘録として残しておこうと思います。

すべてのケースやすべての地域に当てはまるわけではないと思うので、あくまで今回のケースの記録程度に思っていただけると幸いです。

 

大きく①定款をつくる②定款認証のために公証役場にいく③法務局に登記しにいく

という流れかなあと思います。もちろん、細かいことはたくさんあるので、少しずつここに残しておこうと思います。

今回は電子定款を作る余裕?がなかったため紙の定款を作成しました。

電子定款のほうがもう少し楽でお金がかからないかもしれません。

 

公証役場に行く前に準備したこと(公証役場にもってきてといわれたもの)

紙による定款認証に必要な書面をご案内します。
1 定款3部
公証役場保管用、登記申請用、法人保管用として最低3部必要となります。3部とも、設立時社員が、実印を押印し、最後の頁に捨印を押印してください。また、複数枚の場合には、編綴し、各頁に設立時社員の実印で割印をお願いします。(綴じ方として、袋とじ(製本テープを使う方法)のときには、最初と最後の頁に割印をすれば結構です。)
2 当役場に来られる方の本人確認資料
 当役場に来られる場合、本人確認資料(設立時社員全員)として、運転免許証又はマイナンバーカードをお持ち下さい。
3 設立時社員の印鑑証明書等
今回、設立時社員全員の印鑑証明書(いずれも3か月以内)の原本が必要です。
4 委任状
定款認証の手続を代理人で行う場合には(公証役場代理人が来られる場合)、委任状が必要となります(委任状は、メールでいただいたもので結構ですが、発起人は、当役場に来られない方の記名押印(押印は、実印)をしていただくことが必要です)。
5 実質的支配者の申告書と上申書
 設立する法人の実質的支配者の申告書及び上申書を提出する必要があります。
 なお、一般社団法人の場合、上申書が必要となりますので、これを、実質的支配者の申告書に添付ください。
6 定款認証の手数料
定款認証には、手数料が必要です。費用としては、5万1~2千円程度で、当日、現金で頂戴します。

 

このようなお知らせを頂きました。

 

定款は事前に司法書士さんに見ていただいていましたが、地域によっても違うようで、可能なら数日余裕をもって相談できるとよいと思います。事務所は自治体(○○県△△市みたいな)単位までにしておくと後日引っ越しの際に定款を変更しなくて済むと教えていただきました。

それぞれ構成員の住所を書くところがあったのですが、基本的に印鑑証明に書いてある住所を書いてくださいと言われました。(略式ではなく)

 

印鑑証明はマイナンバーカードでコンビニでゲットできます。3か月以内であればよいので、先に2部(公証役場と法務局用)出しておくとよいかもしれません。

実質的支配者の申告書は、嘱託人は理事全員を書く必要がありました。1と2を選ぶところは基本的には1を選ぶようになります(すごく大きな会社だとちがうよう)。実印もいらないので、最悪持って行ってその場で直すこともできます。

 

公証役場に行くのは立ち上げメンバー(理事?)全員で行かないといけないようでした。行かない場合は、委任状が必要となるので、実印の押印が必要でした。

事前にメールで公証人の方とやり取りをして、最終的に提出に伺えばよいようです。

 

★法務局に提出するもの

1 登記申請書

ここに押す印は法人の印。定款には事業所は○○県△△市、まででよいのだが、登記申請書には事業所の場所をきちんと書かないといけない。

2 定款(公正役場で承認されたもの)

謄本と押されているものが提出するもの

3 役員の就任承諾書(一部ずつ全員のものを準備。代表理事は理事及び設立時代表理事~みたいな書き方をすれば合わせて一人1部でOK)

今回は理事2人、代表理事1人の合計3人での立ち上げなので、それぞれ1部ずつで3枚

4 役員の印鑑証明書(もちろん全員分 3か月以内のもの)

5 印鑑届書 (法人の印鑑のやつ)

6 登記内容をメモ帳で文章にして焼いたCD-R

7 設立時社員の決議書

これは事業所の場所を決めたことや、理事を決めたことを承認する、みたいな決議書だけど、理事選出に関してはすでに定款が認証されているので理事選出の部分は要らなかった。

 

結局持参したものは、上記の書類(とCD-R)と、代表印、自分の実印、パソコン(何か修正があったときその場でできるように)

 

一般社団法人のはんこを作るのにインターネットで2-3日間程度かかったためそのくらいはかかると見込んで動いたほうがいいと思われます。

あと、事業所はあらかじめ目星をつけておくとよいでしょう。定款では必要なくとも、登記申請には必要だったので。

 

一番心配だったのはほかの二人が遠くにいるため、実印が必要となったときにその日(登記したい日)に対応できないから。でも、とりあえず、申請してしまうことが大事で、中身の不備はそれからのよう。「せっかく来たんだから出して帰りたいよね」というスタンスで対応してくださったのでありがたかったです。

 

設立日は書類が届いた日、もしくは窓口で申請書類を提出した日、ということらしい。とりあえず、出す!!これにつきますね…。

 

定款のチェックにどのくらいかかるかによって左右されますが、1週間で定款を作るとしても2週間あればぎりぎりなんとか準備できるくらいかなと思いました。

立ち上げメンバーが遠くにいる場合は、実印がすぐに手元にないので、少し余裕をもって(3-4週間くらい)動けると心が落ち着いて準備できるかも。

読書記録 『物語思考』を読んで

久しぶりに読書記録書きます。キャリア支援部門の先生からおすすめしていただいたけんすうさんの本です。

なぜか私は今本を読みたい欲?に駆られていて、時間があるとちょっとずつ読んでみています。

どこから来るのだろう。まったく欲がない時もあるのに。

 

とりあえずこの本の中で今の私の印象に残った言葉を書いていこうと思います。

 

①幸せとは、今(プロセス)が充実している状態

これは、すごくしっくりくる幸せの定義だと思いました。

何かを達成したらそこから幸せが続くわけではなく、億万長者になったら幸せになるわけでもない。今、ここ、の状態のことなんだと。

私見ですが、うまくいっている時もうまくいっていないときも、何かに向かって夢中になっている途中がもしかして幸せなのかもと思ったりしました。

 

②勇気がないわけじゃなくて環境が違う

起業したいけど勇気がないという例が出ていたけれど、周りが就職より起業をする人のほうがおおければ、就職するのはなんで?という理由をたくさん考えないといけない。

でも今は逆で、就職する人がほとんどのなかにいるから起業するのはなんで?ということを突き詰めないといけないみたいな感じになる。

なるほど…。確かに、と思った。

 

③環境のなかで「役割」が付与されただけ

時代や環境が違うと評価も違う。今、必死に悩んですすんでいこうとしていたとして、でもそれって長い時間軸では私がした(する)ことというよりはそういう流れだったから、という要素が大きいのでは、と。

なので、とりあえず突き進めばいいのでは!?と思いました。そう解釈しないほうがいいのかもしれないですが…

 

ご本人も冒頭で述べられている通り、ハウツー本で面白い発想がたくさんでした。

欧米は成果主義であり、日本人は過程を大切に思う文化、というのはしっくりきました。どんな手段を使ってでも達成する…みたいなことは、あまり気持ちよく思わないのは日本人の遺伝子?なのでしょうか。

 

とりあえず、10年後どうなりたいかを100個書き出してみます笑

 

 

プロ責格闘記①

2024年度から総合診療と家庭医療のプログラム責任者となりました(引き継ぎ)。

割と大変だったので、少しログを残しておくことにしました。

 

 

★プログラム責任者になるためには

何はともあれ、プログラム統括責任者研修を受ける。

プログラム統括責任者講習会要綱

★プログラムの新規申請

専門医機構(総合診療)→ 2024/4/1~2024/5/13 2025年度から認定

JPCA(家庭医療)→ 2024/11/1~2025/1/17 認定開始2025年4月~

 

専門医機構は期限が早い…!

 

★プログラム責任者もしくは事務職員さんがすること

・年次報告(前年度の年次報告)

・専攻医の研修開始届(専門医機構&JPCA←JPCAは4月中、専門医機構は5月中)

・プログラム変更や更新申請(専門医機構〆切 2024/5/13 JPCA 2025/1/17)

   それまでに連携施設に情報提供依頼。

申請書(Excelをメールに添付して提出。

JMSB Online System+ の統括責任者ログインページからアクセスして申請。

 

総合診療専門医の更新単位管理システム「My Portfolio」の使用料(2024年度分)をお振り込み

 

家庭医療専門研修プログラムの責任者の業務は一応ここにまとめてある↓

www.primary-care.or.jp

 

リクルート関係

専攻医募集スケジュール(専門医機構HPより)

 

★専攻医がすること

・55000円機構に払う(GRSシステムの登録料)

・GRS登録

・J-OSLERへの登録

・家庭医療専門研修との連動システムを使う場合、JPCAに4月中に入会する

 

その他困ったことなど

★JPCAのfamilogのシステムへの入り方メール

開始届を出したら、familogへの入り方のメールが届く。

開始届を出さないとfamilogに入れない。

 

★GRS

一人の専攻医は勝手に届き、もう一人は登録がうまくできていない。問い合わせて、エラーだったため、その後届いた。

 

プログラム責任者を変更することをお伝えするも、なかなか反映されない。

更新が認定されても指導医の所属や新しく連携した

前任者のアカウントでないと入れない、入力できないというのは困った。

コミュマネの学校 第5回 ふりかえり

今回のテーマは「イベント」でした。

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★コミュニティとイベントの違いとは?

「持続的な横の関係を築く内発的動機がないものはコミュニティとは呼ばない」

 

★イベントを企画するときに誰を呼ぶより、誰を呼ばないか、が大事!

脅かす人は誰?目的には合わないが招待せざるを得ない人は誰?

→そういう人は物理的に分けることも考慮。

 

★イベントにおける常連の割合は3割!

みんなが常連だと新しい人が入りにくい。

常連3割。ある程度参加したことある3割。初めて3割!

 

★イベントは「マナーよりルール!」

グローバルな人たちの集まりは、よりルールが必要。

マナーは地域によって違う。

 

イベント慣れが一番怖い…

イベントでよく起こるハプニングのところは、一度は経験したことがあることが列挙されていて、肝がひやっとなってフラッシュバックした。

あるあるだからこそ予防することが大切だと感じた。

 

コミュマネの学校 第4回ふりかえり

今回はメディアマネジメントについて学びました。

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<メディアマネジメントの目的>

マーケティング 見込み顧客新規顧客の獲得、コミュニティ醸成

②ビジュアライゼーション メンバー/プロジェクト内容の可視化、イベントの可視化

アーカイブ

 

★広告/マーケティング/PR/ブランディング の違いとは
・広告(狭義):購買のための露出

マーケティング:購買

・PR public relation:優位性を第三者にいってもらう (promotionは広告)

ブランディング:結果として世の中の人から認識される

 

★コミュニティマーケティングとは

マスマーケティングと違う。まずはコアな人たちを作っていく。

https://circu.co.jp/pro-sharing/mag/article/8490/ 参考

★編集の力を持っておく

偏った情報が集まってくる。コミュニティの外の人たちに対して伝わるように。

熱いハートと冷静な頭。

webで作って拡散。

 

★評価

作りっぱなしにしない。

Googleアナリティクス

SNSSNSで、存在する

記事作るのとDM送るのにどのくらいお金がかかる?というのは意識しよう。

 

★環メディア現象

まとめ記事など。キュレーションメディアを作っていくと、自分たちで一つ権威が作れる。

 

メディアマネジメントは「愛する人にラブレターを届けるように」

 

★ソーシャルマーケティング

1)会員獲得 去る者は追わない

2)会員ケア ちゃんとありがとうございました!と伝える、意外とできていない。

第一印象を大事にしよう!初めから丁寧に対応する。

3)炎上対策 異常値を検知できる仕組みを作っておく 必ず火種がある…。

study_2017-10.pdf (maff.go.jp)

4)会員継続化

解約タイミングがだいたい決まっていることもあるので、そのタイミングでアクションを起こす、なども大事

5)スーパーファンの育成

 

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今回は聞きなれない言葉が多く難しかったです。