備後家庭医のきまぐれ日記 ~ふりかえり備忘録~

備後地区家庭医のログ、ふりかえりを兼ねた日記です。きまぐれに更新しますのでのんびり見守ってくださるとうれしいです。

読書記録① 「ふるさとを元気にする仕事」

これは読書感想文に似た備忘録です。

私もそう思っていた!という言葉や、なるほどそう考えたらいいのかと思うことなどたくさんあって、勉強になりました。高校生から大学生向けの書籍ですが、大人にはとても分かりやすく説明してくださっています。言語化ができるということがすてき。

備忘録として今私の心に残ったものを書き留めておこうと思います。

 

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★「僕たちが解決しなければならない問題は、人口が減ること自体ではなく、減り方の中で生じる課題をどうやってみつけ、どう乗り越えていくかということ」p13

 

★”成長の限界

日本には人口が一億人以上いないと成り立たない仕組みが数多くある。

「これからはお金をかけずに福祉を充実させるアプローチを僕らは探っていかなければならない」p39

 

コミュニティの定義 p52

①地縁型コミュニティ:同じ地域に住んでいる人の集まりの 例)町内会

②テーマ型コミュニティ:同じ所属意識を持った人の集まり 例)○○連

 

★WHOが提唱する理想のワークライフバランス

「労働」「遊び」「休息」がそれぞれ8時間ごと

 

ヒアリングでは「僕らが知らないまちのことを教えてください」というのがよそ者の基本姿勢 p189

 

★『これから塾』の目的は知識のインプット

 

★『土の人』と『風の人』

 

★定住人口が減るなら交流人口を増やそう

人口規模は縮小しながらも、まちの営みは充実していく

”縮充”という未来を、日本のふるさとは描くことができる

 

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ふるさとを元気にしたいし、私は自分が楽しく生きることができて安心して死ねるまちにしたいと思っています。

そのために、ちょっとずつつながりが作れたらいいなあ。

そして、土の人として生きていけたらいいなあと思います。

 

ほんとに読書感想文になってしまった。

コロナ禍だからこそ、緩いつながりの必要性が明るみに出ている気がします。