備後家庭医のきまぐれ日記 ~ふりかえり備忘録~

備後地区家庭医のログ、ふりかえりを兼ねた日記です。きまぐれに更新しますのでのんびり見守ってくださるとうれしいです。

読書記録⑨ 「心理的安全性のつくり方」

よく心理的安全性が高いほうがいいというが、具体的になぜ?と聞かれてうまく答えられない。どうすれば心理的安全性を意図的に高くすることができるかということを伝えたり教えたりすることは難しい。

それがきっかけでこの本を読んでみた。

 

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心理的安全なチームとは、「メンバー同士が健全に意見を戦わせ、生産的でよい仕事をすることに力を注げるチーム・職場のこと」

 

エドモンドソン教授の分けた対人関係のリスクの4つのカテゴリ

・無知

・無能

・邪魔

・否定的

 

心理的安全性の確保の最も重要なメリットは「チームの学習」が促進されること

チームのパフォーマンスや創造性が向上すること

離職率が低い

収益性が高い

多様なアイデアを効果的に活用する

 

★健全な衝突がチームを育てる

①人間関係のコンフリクト

②タスクのコンフリクト→心理的安全性が保たれている状況下ではこれだけは業績にプラスの影響あり

③プロセスのコンフリクト

 

★日本版「チームの心理的安全性」の4つの因子

①話しやすさ

②助け合い

③挑戦

④新奇歓迎

があると心理的安全性が感じられやすい

 

心理的に柔軟なリーダーシップを発揮しよう

心理的柔軟性の3つの要素

①必要な困難に直面し、変えられないものを受け入れる

「思考=現実」から脱出する

「嫌な気持ちのコントロール」から「受け入れ」へ

大切なことへ向かい、変えられるものに取り組む

大切なことの明確化

大切なものに近づく行動

③それら変えられないものと、変えられるものをマインドフルに見分ける

「いま、この瞬間」への気づきと集中

「物語としての私」から「観察者としての私」へ

 

★自分とチームの行動変容

行動分析をする。

行動は「きっかけ」と「みかえり」で制御されている。

特に行動直後の見返り。

きっかけとみかえりはセットで伝えることが大切。

 

 

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心理的柔軟なリーダーシップを発揮するために自分の行動分析を行い、チームの行動分析を行い、きっかけとみかえりを考えながら、学習するチームへと導きたい、と思った。

 

言葉で言っても実践は難しいが…

自分の行動分析はできた!

ここからはチームビルディングへシフト!