アウトプットや発信をすることの大切さを最近改めて感じ、こっそりアウトプットを再開する。
★志の定義
この本の中で、志とは「一定の期間、人生をかけてコミットしてきたこと」
ここでいう一定の期間は、5年程度の期間を指している。
小志→一定の期間、人生をかけてコミットできるようなこと、または、一定の期間、人生をかけてコミットしてきたこと。
大志→「小志」の積み重なりの結果として、形作られること。そして、積み重なりの結果見えてくる残りの人生をかけて取り組みたいと思えること。
少年よ、大志を抱け といったところでいきなり大志は抱けない。
★志の醸成サイクル
「使命感」
純粋にやりたいことを発見した、ではなく、ある種の憤りや怒りを発端とすることが多いのが特徴。と書いてあった。
これは感想だが、すごくこの部分は共感した、というより、しっくりきた。
理不尽なことや、生きづらさなどに実際怒りに近いものを感じ、そこのエネルギーが使命感につながっていると思う。そしてそれがポジティブに昇華された状態になると実感している。
志の存在が与える3つの効用
①困難な状況を乗り切り、取り組み続ける、学び続ける精神的な支えとしての役割
②リーダーシップを発揮し、周囲を巻き込むための旗としての役割
③自分の取り組みが、もともとの目標からずれていないかを図り続けるアンカーとしての役割
志が終焉するものだというのは初めて聞いたときは驚いたが、小志が終焉し、また新たな志が生まれる、ということだった。モチベーションが小さくなっていた時が客観視できるタイミングである、というのも納得した。
こういう内容を読んでいると、ハリー・ポッターにでてくる不死鳥を思い出した。おいて小さくなり灰になって消えてもそこからまたひなが生まれ命が続いていく様子がとてもリンクした。
シングル・ループ学習を続けていても志の醸成サイクルは回せない。
そのために、自らの既存の前提・判断軸を置き換える。
自己効力感を醸成する4つの影響
①成功体験
②代理体験
③社会的説得
④生理的・感情的状態
参考
「志」醸成のメカニズムに関する一考察 — ダブル・ループ学習がもたらす効用 —
田久保 善彦 1∗ 那須 清吾 2 より画像引用